9月14日

皆さんこんにちは。
本日はスポーツ中に肉離れを起こした時にするべき事について説明していきます。
【肉離れとは】
肉離れはスポーツ外傷のひとつです。ジャンプ動作や急に全速力で走ったダッシュ時などに筋肉が引き延ばされながら収縮する時に筋繊維の一部が部分断裂または完全断裂することをいいます。
スポーツ外傷のひとつと言いましたが、具体的には短距離走に多く、その他ではハードル、跳躍でも発生しやすいです。
【肉離れが起こりやすい筋肉】
肉離れ自体はどこでも起こりますが、特に太ももの裏側の筋肉や、ふくらはぎの筋肉に起きやすいです。その他太ももの前側の筋肉にも起こります。
【肉離れが起こりやすい体の状態】
肉離れが起こりやすい体の状態には以下があげられます。
筋肉の疲労
筋肉が固く柔軟性が不足している
以前に肉離れを起こした事がある人の再発
【症状】
肉離れを起こした直後から痛みのために歩行が困難となります。痛めた筋肉の部分に押した時の痛み(圧痛)があります。腫れや皮下出血班(皮膚や粘膜の組織が出血をする事で起こる紫色の斑点)が見られます。完全に断裂したものでは陥凹といわれるへこみがある事もあります。
肉離れを起こした筋肉は、その筋肉を伸ばした時に痛みを感じます。具体的には太ももの裏側の筋肉なら仰向けで膝の関節は伸ばしたまま股関節を屈曲(上に曲げていく)していきます。逆に太ももの前側の筋肉ならうつ伏せで、股関節は伸ばした状態で膝を屈曲(上にあげていく)していきます。このような屈曲の運動で痛みが増えます。
また痛めた筋肉に自分で力を入れようとしても痛みを感じます。
【肉離れを起こしたらするべきこと】
肉離れを起こした直後の初期治療では、以下の事をして下さい。
アイシング(冷却)
内出血が広がるのを防ぐ効果があります。ただし、アイシングを長時間するのは止めて下さい。 15 分~ 20 分冷やしたら、いったんアイシングをやめて、再度痛みが出てきたら再びアイシングして下さい。
圧迫
伸縮性の包帯で圧迫する事でアイシングと同様に内出血や腫れを最小限に押さえます。
挙上
肉離れを起こした場所を、心臓より上にあげるようにします。そうする事で、患部の腫れを抑える事が出来ます。
安静
以上になります。
【スポーツの復帰について】
症状の説明で、
1、 押した時の痛み(圧痛)
2、 伸ばした時の痛み
3、 自分で力を入れた時の痛み
があると言いましたが、押した時の痛みはなかなか消失しません。そこで、伸ばした時の痛み及び自分で力を入れた時の痛みがなくなったら階段の上り下りや軽いウォーキングをしていきましょう。押した時の痛みが残ってる段階で急なスポーツ復帰をしてしまうと再発する可能性が高いからです。そこで、押した時の痛みが完全に消失してからスポーツに復帰するようにしましょう。